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第29回育樹祭・お手入れの地元では・・

育樹祭の近くで見たもの。

つい先日、10月29日と30日、第29回育樹祭が兵庫県で行なわれました。
メーン会場は30日の三田市だったのですが、昭和天皇の御手植えの松が、僕の住む団地すぐ近くの県有林の中にあり、お手入れとして、皇太子殿下をお迎えしました。
で、僕の自宅と御手植えの松との距離は直線で数百メートル・・我が公団住宅から山林を越えればすぐそこの場所になるわけです。

このお手入れの式典に際し、警備の都合上からか様々なことが行なわれました。
というのも、昭和天皇が御手植えされたときには、あたりは山林でした。古代から変わらぬ丘陵地の風景そのものだったわけです。
ところが今や周囲は神戸を代表するベッドタウンの一つ・・県有林の近くには巨大な団地がいくつも林立し、県有林はそこだけに存在する緑な訳です。
この地域は団地やマンションが中心ですから人口も多く、山林が点在しますから不審者が皇族を狙うにはもってこいなわけです。
で・・先ず行なわれたのが樹木の伐採、草刈・・こうして死角を無くす作業が行なわれ、それから公園の遊具の再塗装、公園の設計見直し、さらにはバス停の屋根の張替えまで・・
一人の皇族が来られるからと、町をきれいにしたわけです。
しかし、別に普段どおりの姿を見てもらえばええやないか・・これが、住民の感想であるわけですし、何より納得できないのは、御手得の松は3本、今回、新たに植えられた松の苗木は2本・・このために、どれだけたくさんの木々を伐採しなければならなかったか・・そのことです。

この地域は桜が多く、特に団地周辺には団地が出来た時、造成地を少しでも潤いのあるものにしようというわけで、たくさんの桜が植えられて、それらは立派に成長し見事な春を演出してくれています。
僕の住む団地でも100メートル近い立派な桜の並木道があり、住宅地のこととて、ここで花見酒を飲む御仁こそないものの、静かで豊かなお花見散策のスポットとして人気がありました。
ところが、この桜が邪魔になって、すぐ近くの道路から死角が出来るというのです。
見事な桜の木は、半分を残して伐採され、あとには切り株だけが残りました。
それどころか、桜と鮮やかなコントラストを見せた山吹の木も、楠も、赤松も、計画的に造成されないで残っていた山林の木も、半分以上が伐採されてしまいました。
たった5本の松の木のために、これだけの伐採をするというのは、どう言う了見でしょう?

そんなに警備が気になるなら皇太子殿下に来てもらわずとも良かったのではないのでしょうか?
育樹を標榜する式典で、大量の木々を伐採する・・木とはいえ生命の一つであることに変わりはありません。
結局、国民も、国体のためにはバッサバッサと切られる日が来るのではないのでしょうか?

そして、異様な警備・・
団地の各建物には警官が張り付き、公園への出入り口は厳重にガードされ、さらに僕の団地よりも現地に近い、市営団地の入り口にはそれぞれに警官が配備され、普段から静かな郊外の団地は、まさに異様なムードでした。

今回は珍しい地元としての体験をさせていただきましたが、あとに残ったのは、もはや森ではなくなり、すっかり木々の減った山林と、道路がよく見渡せるかつての散歩道だけです。
え?
バス停や公園の遊具がきれいになったから良かったじゃないかって・・
いや・・そこだけきれいにしても仕方がないのですけれどねえ・・
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by MYP2004 | 2005-10-31 13:46 | 神戸舞子から世間を見ると

「筑紫哲也のNEWS23」と「報道ステーション」に見る、テレビ報道の危機

私は最近、テレビのニュースが見られなくなってしまいました。少し前までは、「筑紫哲也のNEWS23」か「報道ステーション」は必ず見ていたのですが。

先に見なくなったのは「NEWS23」の方です。何よりもまず、ゲストにも筑紫哲也のコメントにも、「新鮮さがない」と感じるようになったんですよ。そのうち、「新鮮さがないのではなく、発想が硬直しているのではないか」と思うようになりました。この事実を直視するのはちょっと辛かった。

筑紫哲也はスターです。私が大学生の頃、彼は40代の現役で、ジャーナリストを目指す大学生の憧れでした。テレビのキャスターに転じてからも、その鋭い切り口で社会を見方を示してくれる、頼りになる存在でした。それがここ数年、少し古く感じられるようになってきて・・・。年齢もあると思いますが、問題は恐らくイデオロギー性です。視点はいいのに惜しいなァ。

それで、「報道ステーション」の方をよく観るようになりました。私は「ニュースステーション」の頃から、「社会と生活とをつなぐ」というこの番組のスタンスを支持してきました。後継者が古舘伊知郎というのも、これ以上はない人選だったと思うし。

それが最近は、観ていて違和感があるのです。いつ頃からこうなったか考えてみたのですが、恐らく解散を受けての衆議院選挙のあたりから。古舘のコメントが両論併記的になったというか、私にとって聞くに堪えないものになってきた。より正確に言えば、何かに気を遣っているような言い方になってきたように思えるのです。

生放送で体制批判的なことが言いにくい、何か大きな力が働くようになったのだと思います。9.11同時多発テロ後のアメリカで起きたメディアへの圧力が、いよいよ日本でもあらがえない力になってきたという実感があります。古舘はいつまで踏みとどまれるでしょうか。

一方で、筑紫哲也のような大御所が力を失ってきている。彼が引退したら、報道のTBSの看板を誰が引き継ぐのか。テレビ報道は今や、危機に瀕しています。もともとテレビは規制がかけやすいメディアです。また、政治的プロパガンダの道具にもされやすいし、小数意見が反映されません。

こうなると、色々あってもやはり、ネットジャーナリズムを育てていくしかありませんね。ネットの世界はテレビより自由で、関わり方が能動的ですから。それに何より、イデオロギーではなく個人を拠り所とする批判が成り立つんですよね。今の時代はそれが大事です。同じ理由から、IT企業がテレビとの連携を求めることには少し懸念があります。    by G2
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by MYP2004 | 2005-10-25 19:16 | リビングから見た社会

通勤電車の蛍光灯カバーの話

テロ対策で変わってしまう関西の伝統

関東と関西の電車の内装で大きく異なる部分をご存知でしょうか?
もちろん、それぞれに例外もあります・・

答えは「蛍光灯カバー」なんですよね。
関東の電車は一般的にJRも私鉄電車も地下鉄電車も蛍光灯は剥き出しに取り付けてあります。(京浜急行にはカバーのついた通勤電車もあります)
蛍光灯の照度を落とさず、車内を出来るだけ明るくするにはこの方法が良いのですが、蛍光灯とはいえ、ずっと見つめていると目が痛くなることもありますし、例えばスキー板や剣道の竹刀などのような長いものを持って乗られたお客が、不注意に蛍光灯を割ってしまうこともあります。
それに車内の見つけも蛍光灯が剥き出しだと、やはり無粋になってしまいます。

関西では私鉄各社が伝統的に(電灯的?)蛍光灯にはグローブと呼ばれるアクリル製の蛍光灯カバーをつけていました。
関東でも有料の特急電車や新幹線には同じようなものがついていますね。
関西の私鉄は戦前からスピードとサービスで競い合ってきました。
電車の内装も阪急は飛びぬけて上等なつくりで、京阪、阪神も細かな部分にまで気を使い、およそ通勤電車とは思えぬ上質の室内空間になっています。
更に、実用本位の設計だった大阪市営地下鉄やJRも私鉄各社を見習い、上品なインテリアデザインとなってきました。
そのなかで、蛍光灯のカバーは、一時期これを取り外した南海や山陽も含めて、取り付けが成され、関西の電車の、関東とは違う雰囲気を出すのに一役買っています。

ところが、こう言った関西の伝統に横槍が入ってしまいました。
韓国での地下鉄火災です。
日本では北陸トンネル事故以来、鉄道の難燃化、不燃化は徹底されていて、事が起きても大惨事になる可能性はこれまでは低かったわけです。
ところが、車内にガソリンを撒かれたり、爆発物を持って乗車されると言うことが世界的に懸念される状態になると、日本の鉄道の不燃化も更に押し進めねばならなくなります。

ここで、その槍玉に上がったのが蛍光灯カバーでした。
多くの蛍光灯カバーはアクリルですから可燃物なわけです。
消防庁の指示は、新型車両から見直せというものでした。
そこで、現実に火災事故を起こし、被害を出した近鉄東大阪線と、それと直通運転する大阪市の中央線の車両については蛍光灯カバーのないもので造られることになったほか、伝統を重んじる阪急は蛍光灯カバーを省略する代わりに間接照明を採用し、消防庁の指示に従うことになりました。(通勤電車で間接照明というのも凄いことですが・・)
今後は、電車室内の蛍光灯のカバーは、関西でも無くなっていくか、それとも、阪急のように天井構造に工夫を凝らすか、あるいは強化ガラス製にして不燃化するか・・

関西の鉄道伝統のアイテムも、時代がきな臭くなることにより、少し変化することになってきたわけです。
鉄道・・なかでも私鉄電車は平和な時代であることが前提で存在しています。
その私鉄電車が設計を変更し、伝統を見直すことになる理由が「テロに対する対策」なわけですから、もしかしたら時代は少し悪い方へ進んでいるのかもしれません。
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by MYP2004 | 2005-10-21 15:35 | 神戸舞子から世間を見ると

神戸空港再び・・不思議な市長選挙

23日は神戸市長の選挙、神戸の皆さん・・行きましょうね・・

この選挙でここ数回、争点になるのが「神戸空港問題」ですが、その神戸空港は来年2月16日の開港を目指して着々と準備が進んでいます。
スカイマークエアラインズは、関西空港と羽田を結ぶ路線を廃止しても、神戸空港に拠点を持ってくるというそうですから、需要はあると踏んでいるのでしょうね。
ここまで来ると、もはや工事を止めようがないのも、実情でしょう。

空港島ですが、これは借金で造成されていて、費用は、造成された土地を分譲することで賄うことが出来るようになっているそうですが、未だに売却は一件もありません。
もしも、土地を購入する企業がなければ、市民からの税金を投入しないといけなくなりますが空港建設、運営には市民の税金を投入しないのが公約ですから、それでは公約違反になってしまいます。
市民団体からの反発や、公約違反による訴訟もありうるでしょう。
そうでなくとも、神戸市は市民の3分の1を超える署名を議会でいとも簡単に否決してきた過去があります。

そこで神戸市役所の中では、公約を拡大解釈して「空港そのものの工事や運営に税金を使わなければ市民との約束は果たせる」とまで言い出す議員や職員まで出る始末・・
これでは開港半年を切った現段階では、空港島の運営には既に失敗してしまっているといえましょう。

さらに神戸市では空港への乗り物が当初計画されてきた地下鉄では採算が合わないとされ、新交通システムだけになることから、利用を少しでも促進するために空港島の駐車場を無料にする考えを表明しました。
これでは、駐車場の利用料をあてにしていた空港運営会社の首を、かえって絞めてしまうことになります。
さらに、新交通システムもいくら計算しても当初予定の三宮~空港16分は難しいことがわかり、ラッシュ時以外の時間帯に2駅を通過する「快速」を運行することで「三宮から最短16分」にすることになりました。
ラッシュ時には18分程度かかる予定です。
実際、三宮から徒歩で15分もあれば新幹線の新神戸駅にいけますし、地下鉄を使えば新神戸駅まで僅か3分です。この状況では最初はご祝儀で飛行機を使ってもらえても、やがて乗客は新幹線の便利さを思い知ることになるでしょう。

矛盾まみれの空港建設ですが、今なら開港にストップをかけることも出来ます。
市長選挙はそのためには最大の市民が出来る運動であるわけですが、何故か自公民の与党組は1枚岩なのに対し、反対派はいつも割れています。
その中で、反対派で立候補する女性候補が「神戸空港開港の是非は市民投票で問い、開港すべしとの市民の意見が大勢を占めれば開港し、開港しないという市民の意見が勝れば工事を中断する」というのは、現段階において、非常に現実的な考え方ではないかと思っています。

ただ、無党派市会議員による推薦で、反対は候補がもう一人立候補します。
今回も現職に反対派2人が立候補・・せめて一騎打ちなら勝算もあるのに・・そう思うとこれまでの過去の選挙全てが恨めしく思えてきます。
この状況は国政にも似ていますね・・与党側はがっちりとまとまっているのに、野党側はいつもバラバラ・・
これでは反対意見など、日の目をみることが難しいと言わざるを得ません。
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by MYP2004 | 2005-10-14 09:55 | 神戸舞子から世間を見ると

野田聖子の郵政民営化法案賛成表明は、自民党への片思い

予想通り・・・というか、本人も示唆していた通り、野田聖子衆議院議員が郵政法案賛成を表明しました。それを世論に向けてどう説明するのかが焦点でしたが、何と「民営化賛成が国民の声。民営化反対は理論としては完敗したと認める」と言ったのです。皆さん、どう思いますか。

野田議員は、世代を超えた女性議員の一番手。マスコミの取り上げ方もあって、支持政党に関係なく、誰からもあまり反感を持たれませんでした。本当は、祖父から地盤・看板・カバンを受け継いだ世襲議員ですが、押しが強い感じがしないのと親しみやすい容姿に助けられ、いつのまにかいいポジションにたどり着いていたわけです。

年下の夫を引っぱる形で(ここがポイント)、「仕事も家庭も」という時代に合った生き方をしていることも、好感度UPにつながっていました(今までは)。

そんな彼女にとって、今回の郵政問題は難問だった。でも「生まれた時から自民党。私には自民党しかない」と涙ながらに述べた彼女が、復党を願っているのは誰の目にも明らかでした。そしてまた、小泉首相も別の理由から、許すことを考えていたのでは。それにしても、女性をうまく使う男です。

何人かの人が指摘していることですが、実は小泉首相と安倍幹事長代理はあまりウマが合わないらしい。私も最近、そう思うようになりました。安倍後継は、首相にとって望ましい形ではないわけです。

こだわりの強い一匹オオカミ的体質の小泉首相には、野田議員のようなタイプが好都合なのでしょう。側近にすればうまく使えそうだし。ブログ「世に倦む日日」では、「郵政大臣にして郵政民営化をやらせるだろう」とまで予想しているんですよっ!

恐らく今回の政治的決断には、首相の後押しもあったのでしょう。野田議員の側としても、選挙結果などから見て、一時的に批判を浴びたとしてもかわせると踏んだと思われます。

でも私としては、「な〜んだ、しょせん体制に擦り寄る古いタイプの人だったのね」というのが、正直な感想。田中眞紀子元外相のように、言いたいことを言う人の方が面白かったのに、最近は女性もみんな優等生になってしまった。ああしないと政治家として大成しない、つまり権力には近づけないということかな。結局、田中元外相は駆逐されたし。

それにしても、「理論としては完敗と認める」と言うとは・・・。いくら政治的判断にしても、ここまで言う必要があったのか。私は今後、野田議員の顔をテレビで見る度に、この言葉を思い出すでしょう。   
 by G2

付記:一晩たって、あちこちのブログを覗いてみたのですが、この人、時代を読み違えたと思う。一気に評判が下がっていますね。「自民党に嫌われたら生きていけない」と思ったのかもしれませんが、今は党より国民の方を向くべきなのです。闘う個人には支持が集まるのに。生真面目な伝統的保守主義が裏目に出た感じです。加藤紘一の二の舞になるかもしれません。

片山さつき議員や佐藤ゆかり議員は、自民党を利用しているだけです。しかも、首相がぶっ壊すと言っている党ですよ。野田聖子議員の擦り寄りぶりは、片思いのようにしか見えません。
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by MYP2004 | 2005-10-10 01:45 | リビングから見た社会

思いも技術もお金に換える阿呆ども

阪神優勝のどさくさに紛れて、村上とか言う阿呆投資屋が阪神の株を大量に取得し、大騒ぎになっていますね。
この手の人間にとって、投資というのは自分が儲けるためにやるわけで、それが資本主義の鉄則なのですが・・人間が感情の動物である以上、会社や仕事への愛着もあり、その会社の周りにはファンも存在するわけです。
阿呆投資屋に至っては、そう言ったことは何も考えることなく、ただ単に儲ける・・そこにしかベクトルは向いていないわけで、言わば人間として最低の存在といえましょうか??
気が向かなければさっさと撤退し、そのことで株価が暴落し、会社の経営が窮地に陥ったとしても、阿呆投資屋にはどうでも良いことなのでしょう。
ある意味では、こう言ったカネに抜け目のない阿呆に目をつけてもらえるということは阪神にとって悪いことばかりでもなさそうですが、彼がいくらのゲンナマを手にしたら引いていくのか、そこが計り知れないだけに舵取りは難しいです。。
鉄道という商売はあまり儲かりませんが、地道に小銭を稼ぐには悪い商売ではありません。けれども、その中にはしっかりと受け継がれてきた技術と、高い公共性への意識があって、初めて存在が可能になる業種でもあります。
阿呆投資屋が出てきたのはタイガースという、今やジャイアンツを上回る人気球団を大手で最小の経営規模である阪神が持っていることで、これをネタに強請り、たかろうという最低の気持ちからだと見え見えです。
しかもその阪神はおっとりした社風で、過去にも阪急の小林一三氏らに苦汁を舐めさせられた経験があるのに、今回はタイガース優勝の浮かれ気分で何も気がつかなかったという、情けない部分もありますが・・
同じ種類の人間でも、ライブドアの堀江氏などは愛嬌の分、得をしていますが・・

バブルの頃、カネに浮かれた俄長者が大勢いた神戸の六甲や御影で写真の仕事をしていた僕は、カネにまみれた連中の栄枯盛衰を嫌というほど見てきました。
あるとき、全身を宝石やブランド物で固め、葉巻をくわえた親父さんが、こう注文しました。
「結婚式をする。最高の状態で写真を残したいのや」
「ありがとうございます。当店は常に最高の品質を心がけています」
「なるほど・・で・・オタクはカメラを何を使ってるの?」
「は?撮影のカメラですか?・・ニコン、マミヤ、ブロニカ、トヨあたりですが・・」
「国産ばかりやないか!国産なんかで最高のものが作れるかい!リンホフとライカ限定で、いくらになるか・・見積もりを出せ!」
困っているとそこへ師匠がやってきて、笑顔でこういいました。
「ありがとうございます。それではそのようにさせていただきますから、ライカ2台、レンズ4本とリンホフにシュナイダーレンズ、一式もお客様にご請求させて頂いてよろしいですね」
「・・なんぼやねん!」
「ざっと、200万ほどになりましょうか?あるいはそれでは足らないかもしれません」
そのお客は、そそくさと帰ってしまわれました。

おカネ信仰を否定はしませんが、おカネは時として技術よりも、思い入れよりも優先してしまうことがあります。
おカネで傷をつけられた人は、その思いをどう転じていくでしょう?
それは資本主義のチカラで無理やりに中東での戦争を行なっている米国の阿呆政治屋どもと同じレベルのオツムということになるのではないでしょうか?

投資、投機もいいですが、それは持って死ぬことが出来ないはかないもの・・そういう考えも心のどこかにしまっておいた方が良いかもですね。
出来うれば、投機や投資をされる方はそれによって社会が少しでも豊かになり、世の中が少しでも平和の方向へ向かうような哲学的なオツムを持っておられることを期待したいのですが、そういう方はごく一部・・
結果的には阿呆が大勢を占めているといっては過言でしょうか?
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by MYP2004 | 2005-10-06 12:11 | 神戸舞子から世間を見ると

憎めない杉村太蔵VS憎まれ役の片山さつき

しつこくこのネタを引っぱってしまいますが・・・
日曜の夜10時からフジテレビ系列で、「スタメン」という新番組が始まりました。9月までは「EZTV」という情報番組だったのですが、それがリニューアル? 爆笑問題をメーン司会に据えた、よりバラエティー色の強いものになりました。

そして取り上げていたのが、お騒がせ杉村太蔵議員。舞い上がって言いたい放題だったのが、お偉いさんに怒られて一転、神妙な面持ちでの反省記者会見をしましたね。この話題で、前原民主党代表の質問デビューがすっかりかすんでしまったわけですが。

ご存知のように、その記者会見でけっこう笑いを取った杉村議員が、番組の中で高く評価されていたんですよ。「意外に頭がいいかもしれない」とか何とか。

小学校時代の担任や友人たちも出てきて、「熱いヤツだった」と述べていた。要するに、体育会系の元気なお兄さんらしい。憎めないヤツということですね。

一方、憎まれ役として一気に台頭してきたのが片山さつき議員。週刊誌では既に、「だからあなたは嫌われる」という大見出しが踊っています。ひとことで言えば愛想が悪い。

当選したとたんに笑わなくなりましたからね。傲慢なエリート根性剥き出しということでしょうか。80年代を引きずっている髪型も、さんざん叩かれています。

しか〜し、敢えて言いたい。好感は持てないけれど、片山さつき議員には実力があります。財務省主計官として防衛庁と渡り合い、納税者の視点を貫いてきた力は、評価すべきではないでしょうか。そこは冷静に見ないと。

にも関わらず、バラエティー政治は逆の評価をしている。キャラが正反対だからです。今や、時代はキャラ至上主義! キャラが全て! つまり、「キャラがキャリアを吹き飛ばしている」わけです。これでいいのか、日本人!

そう言えば、その番組でコメンテーターをしていた阿川佐和子さん、何をしてきた人かしら。作家のお嬢さんということでテレビに出るようになり、いつの間にかエッセイストになっていて、歴史教育の見直しを主張しているようだけど、この人のどこに見識が? 何をしても構わないけれど、歴史教育に口を出すのは無理でしょう。

いつの間にか識者のようになっている人って、いますよね。最近では三洋電機のCEOになった野中ともよさん。キャスターをしていて、いつの間にかニッポン放送の社外取締役になっていた。それが、今度はいきなりCEOに。「女性の元気な感性を生かして欲しい」と就任を要請され、落下傘で舞い降りてきて「私が一番驚いています」と驚愕のコメント。

これじゃ、社内でコツコツと頑張ってきた人はやる気をなくすでしょう。その上、1万人の大リストラを発表されるのですから、たまったものではありません。三洋もおしまいか。

その人が何をしてきたのか、キャリアを見て検証しましょう。タレントならキャラや雰囲気でもいけますが、政治家は違います。杉村議員に関して言えば、バイトや派遣社員としてのキャリアなら買えないこともない。それを彼がどう生かすか、これからが正念場。
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by MYP2004 | 2005-10-03 17:50 | リビングから見た社会