2005年 10月 03日 ( 1 )

憎めない杉村太蔵VS憎まれ役の片山さつき

しつこくこのネタを引っぱってしまいますが・・・
日曜の夜10時からフジテレビ系列で、「スタメン」という新番組が始まりました。9月までは「EZTV」という情報番組だったのですが、それがリニューアル? 爆笑問題をメーン司会に据えた、よりバラエティー色の強いものになりました。

そして取り上げていたのが、お騒がせ杉村太蔵議員。舞い上がって言いたい放題だったのが、お偉いさんに怒られて一転、神妙な面持ちでの反省記者会見をしましたね。この話題で、前原民主党代表の質問デビューがすっかりかすんでしまったわけですが。

ご存知のように、その記者会見でけっこう笑いを取った杉村議員が、番組の中で高く評価されていたんですよ。「意外に頭がいいかもしれない」とか何とか。

小学校時代の担任や友人たちも出てきて、「熱いヤツだった」と述べていた。要するに、体育会系の元気なお兄さんらしい。憎めないヤツということですね。

一方、憎まれ役として一気に台頭してきたのが片山さつき議員。週刊誌では既に、「だからあなたは嫌われる」という大見出しが踊っています。ひとことで言えば愛想が悪い。

当選したとたんに笑わなくなりましたからね。傲慢なエリート根性剥き出しということでしょうか。80年代を引きずっている髪型も、さんざん叩かれています。

しか〜し、敢えて言いたい。好感は持てないけれど、片山さつき議員には実力があります。財務省主計官として防衛庁と渡り合い、納税者の視点を貫いてきた力は、評価すべきではないでしょうか。そこは冷静に見ないと。

にも関わらず、バラエティー政治は逆の評価をしている。キャラが正反対だからです。今や、時代はキャラ至上主義! キャラが全て! つまり、「キャラがキャリアを吹き飛ばしている」わけです。これでいいのか、日本人!

そう言えば、その番組でコメンテーターをしていた阿川佐和子さん、何をしてきた人かしら。作家のお嬢さんということでテレビに出るようになり、いつの間にかエッセイストになっていて、歴史教育の見直しを主張しているようだけど、この人のどこに見識が? 何をしても構わないけれど、歴史教育に口を出すのは無理でしょう。

いつの間にか識者のようになっている人って、いますよね。最近では三洋電機のCEOになった野中ともよさん。キャスターをしていて、いつの間にかニッポン放送の社外取締役になっていた。それが、今度はいきなりCEOに。「女性の元気な感性を生かして欲しい」と就任を要請され、落下傘で舞い降りてきて「私が一番驚いています」と驚愕のコメント。

これじゃ、社内でコツコツと頑張ってきた人はやる気をなくすでしょう。その上、1万人の大リストラを発表されるのですから、たまったものではありません。三洋もおしまいか。

その人が何をしてきたのか、キャリアを見て検証しましょう。タレントならキャラや雰囲気でもいけますが、政治家は違います。杉村議員に関して言えば、バイトや派遣社員としてのキャリアなら買えないこともない。それを彼がどう生かすか、これからが正念場。
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by MYP2004 | 2005-10-03 17:50 | リビングから見た社会