2005年 07月 06日 ( 1 )

悪質リフォーム業者の殺し文句

悪質リフォーム商法が次々に摘発されています。
例によって集中的に報道しているのかもしれませんが、
それにしても被害の広がりには驚かされます。
そう言えば、古い家に住んでいる知り合いが怯えていた(笑)

認知症で判断能力が低い高齢者を狙い撃ちにしたり、
断わると管理職までが押しかけてきて脅したり、
ひどいやり方をしていたようです。

また、営業マンの成績がいいと高級車を与え、
逆に成績が悪いと朝礼で平手打ちをしたりしていたと言いますから、
こんな会社をどうして辞めなかったのかと疑問に思いますが、
勤めている会社って、なかなか辞められないものですからね。
まぁそれにしてもという感じですが。

ところで、私が非常に考えさせられたのが、
営業マンが使っていたという次のような言葉。
「家の中心がずれている」「このままではダメになる」・・
これってすごい殺し文句ですよね。
何となく不安になるじゃないですか(笑)

別だん理由ははっきりしないのに不安になる。
よく考えたら曖昧なのに、妙に説得力があります。
こういう悪い事をする人って、ある意味天才的!
強いダメージを与える言い方ですからね。

人間は本能的に、「安心、安全」を求めます。
だから逆のことを言われると訳もなく不安にかられるし、
「大丈夫」と言ってもらえるとほっとします。

今多くの人は、強気の政治家の威勢のいい言葉を歓迎します。
しかしこれは、悪徳リフォーム会社の誘い文句を反転させただけ。
根拠のない威勢の良さであり、よく考えてみたら実体のないものです。

「安心、安全」ほど曖昧な言葉はありません。
そういう言葉を安易に使う政治家は要注意です。
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by MYP2004 | 2005-07-06 13:44 | リビングから見た社会