女性「刺客」候補たちが示すもの:権力に近づく女たち

作家の林真理子氏と女性経営者の奥谷礼子氏は、
小泉首相と定期的に食事会をしているそうです。
へぇ・・・・。
この話を新聞で読んで頭の中にパッとひらめきが走り、
このブログを書こうと思い立ちました。
テーマはズバリ、「権力に近づく女たち」です。

いわゆる女性「刺客」候補たちに
(この言い方は良くないと思うのですが、敢えて使います)、
私は同性として、ある共通の要素を感じるのです。
それは「現体制の絶対的肯定」。
その上で、うまく立ち回って上昇していく事ができる才覚。
いやぁ、すごいですねぇ! 

ひと昔前、90年代半ばぐらいまで、
女性の社会進出は何かを変えることにつながっていました。
マドンナ作戦という言葉は(これもあまり良い言葉ではありませんが)、
そういう雰囲気の中から出てきたものだったと思います。
つまり、女性は「変化」を象徴する存在だったのです。

しかし、女性の社会進出と共に状況は変わりました。
決定的だったのは、イラク戦争時の川口順子外務大臣の存在。
小泉首相と共に、ポーカーフェースで公式見解を繰り返す様子は、
女性もまた体制の担い手になったのだという、苦い現実を教えてくれました。

そして今回の刺客候補たちの「見事な」生き方。
鮮やかそのものです。
大手マスコミ幹部と関係を結んで、出世への足がかりをつかんだらしき人あり、
(この人、才色兼備なのに目が空洞なのはナゼ?)
経歴詐称ながら若さと美貌で知名度を上げ、
いつのまにか大学教授に納まっていた人あり(ノーコメント)、
「料理も政治も同じ」と平気で言える人あり(・・・・・)。
ここまでやれれば立派というべきか。

しか〜し、愛されてるキャラで野心を覆い隠すより、この方が正直かも(笑)。
女性の野心は、かつて裏の世界でしか発揮できませんでした。
銀座の大ママとか、ドン金丸信を支えたホステスさん出身の女傑とか。
結局、男性を通してしか実現できなかったのです。
(今でもそういう生き方の人もいますけど)。

そう考えると、上昇志向を隠さず、
みずから表舞台で主役になろうとする女性が増えてきたのは、
いいことかもしれませんね・・・。
少なくとも、カワイイふりをしなくてよくなったのはいいことです。
と同時に、性差よりも生き方という時代になったのだなと、
つくづく感じる今日この頃です。
                                                   by G2
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by MYP2004 | 2005-09-03 22:02 | リビングから見た社会
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