今や総理はスーパースター

タイトルは中島みゆきさんのかつての歌のフレーズからお借りしました。

ここ数日のテレビ報道を見ていると、小泉総理の絶大な人気ぶりが伺えます。
京都駅では「きゃー小泉総理よ!わ!こっち向いてくれた!」「じゅんちゃーーん!」「じゅんさまぁ!」との黄色い声が飛び交う中を、嬉しそうに歩く首相の姿が映し出されていました。
同じテレビ番組で、シーンは変わって、神奈川県のニュータウンらしきところにある駅前・・
歌手の山本リンダさんが、悲壮な表情で、候補の応援演説をしていて、熱心に聞き入るファンか、それとも支持者か良く分からない方々の姿も映し出されていました。
メディア戦略と言いますが、これでは、有権者と言うものは、あるいは国民というものは無知で、好奇心だけが溢れていて、そこをうまく制した人が選挙で当選する・・そのような印象を僕は持ってしまいました。

「じゅんさま!」と叫んでおられた女性は、小泉首相がこの数年で行なった様々な国民への痛みだけを伴う改革の実態がわかっておられるのでしょうか?
それとも、もっといじめて欲しい・・マゾ的な快楽によっておられるのでしょうか?
(不適切な言葉の使用・・申し訳ございません)
これでは、イメージだけで民主主義を逆手にとって独裁国家を実現したヒトラーと一緒ではないのでしょうか??
山本リンダさんに個人的な恨みはありませんが、彼女は現政権がなそうとしていることをきちんと理解されたうえで応援演説をしておられるのでしょうか?
歌手に政治家の魑魅魍魎の世界の何が分かるというのでしょうか?

米国の選挙は、確かにメディア戦略が中心ですね。
ですが、日本のように、候補者や、首相をタレント化して扱うのでしょうか?
もう少し、市民が賢くならなければなりません。
もう少し、国民それぞれが自分の頭で考えなければなりません。
きちんと政策を論じ、その政策が投票のポイントになっていかないと、やがて民主主義は崩壊し、恐ろしい全体主義のもとで、戦争への道を走ることになるでしょう・・
僕はそこを憂いています
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by MYP2004 | 2005-09-01 13:54 | 神戸舞子から世間を見ると
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