サラリーマン、大増税時代

サラリーマンに大増税時代がやってきそうです。
年収500万円の世帯で、年間最大50万円の増税だとか。
「取りやすいところから取る」とんでもない話だと、
テレビでエコノミストが言っていました。
自営業の人からは、また違う意見が出るでしょうが。

今の社会で正社員になるということは、個人の自由をある程度犠牲にするということ。
それを承知で正社員になったのは、安定という見返りがあったからでしょう。
しかし状況は変わり、正社員も必ずしも安泰とは言えなくなりました。
その上に、この大増税。
一部の自信満々の「勝ち組」は別として、
大勢はやりきれない心境になるのではないでしょうか。

政治家の中には、こういうサラリーマンのストレスを、
偏狭なナショナリズムに利用しようとする人もいます。
他国を悪役にして溜飲を下げたり(わかりやすい!)。
しかし、それではしょせんガス抜きをさせられるだけですよね。
何とかしてくれる強い誰かに期待するのも幻想でしょう。

厳しい状況になりそうですが、
「サラリーマンが変わらなければ日本は変わらない」と私は思っています。
サラリーマンは今まで、我慢と引き換えに組織に守られてきました。
しかしこれからは、組織を超えた社会に対して参加意識を持たないと、
自分達の生活も危うくなってくるのではないでしょうか。

正規雇用者と非正規雇用者が、組織の壁で分断されている状況は危険です。
いつ断崖に落ちるかわからない絶壁を歩いているようなもの。
非正規雇用者も含めた働く人全ての生活を考えていくことが、
結局は組織で働く人間の立場を守ることにつながるのではないでしょうか。

サラリーマンへの大増税は、組織との関係を考え直すチャンスかもしれません。
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by MYP2004 | 2005-06-27 19:06 | リビングから見た社会
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