100周年を迎えた会社

2005年4月1日(金)

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100周年を迎えた会社

今月12日、関西では非常にネームバリューの高い会社が開業100周年を迎える。
この会社は「阪神電気鉄道」1905年、明治38年に大阪と神戸の間を一気に開業、といっても、当初は民間企業による官設鉄道平行線への、免許の条件として、線路の一部を道路上に敷設せよなどの条件がついたという。
それまで蒸気機関車が1時間に1回ていど、のんびり走っていたこの二つの大都市の間に、今から見ると路面電車に毛の生えた程度かもしれないが、それでも電車という、当時最先端の乗り物が数分間隔で走り始めたのだから、世間の注目度は高かっただろう。
阪神という会社はおもしろい会社だと思う。
長い伝統と、しっかりした営業成績と、同社を愛する多数の顧客を有する有力な大手鉄道会社だ。
が、阪急や近鉄ほどは大きくない。
阪神とて近鉄や阪急のような巨大コンツェルンへの道が全くなかったわけではない。また、戦時には交通統制の対象になりかけたこともあったという。
けれども結果的に阪神は自社が作った子会社を吸収するにとどまっている。
小さな会社かもしれない。大手私鉄というには決して大きくはない。けれども阪神の名は全国に知れ渡っている・・言わずとしれたタイガースの存在である。
関西にはかつては京阪を除く大手私鉄がプロ野球チームを有していたけれど、どういう訳か阪神ほどの人気は出ない。これもまた結果として関西電鉄が保有する唯一の球団になってしまった。
阪神の進み方は、必ずしも企業として大きくなくても、十分に人をひきつける力を持つということを考えさせてくれる。
非常に個性的であるが地味な会社・・個性的であるがゆえ、野球チーム以上に鉄道にもファンが多い。

これは・・今後の日本という国の進み方について大きなヒントなのではないだろうか・・山椒は小粒でもぴりりと辛いという。
ピリッとした・・そして個性あふれる道こそがこの国の将来像のような気がするのだが・・

4月1日はエイプリルフールにちなんで、同社の鉄道ファン向け公式ホームページでちょっとした悪戯が行なわれる。こう言う余裕が今、我々に求められているのかもしれない。
http://www.hanshin.co.jp/railfan/index.htm
明日以降はhttp://www.geocities.co.jp/Milano-Killer/3581/hani/index.htm参照。
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by MYP2004 | 2005-06-23 14:57 | 神戸舞子から世間を見ると
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