銃の似合わない男でOK

2005年2月11日(金)

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銃の似合わない男でOK

先日テレビで、韓国映画「シュリ」を放送していましたね。
韓国映画が注目されるきっかけになったパワフルな作品です。
北の女性工作員と韓国の男性捜査官とが、恋と任務に引き裂かれる話。
設定も面白かったけれど、銃撃シーンの迫力も話題になりました。

韓国映画は銃撃シーンが派手です。
しかも銃を持つ姿がサマになっている。
これは、韓国には兵役があって、
男性のほぼ全員が銃の打ち方を知っているからだそうです。

それで気付いたことがあります。
日本の男には銃が似合わないということです。
私はドラマや映画で日本人が銃を撃っている姿を見て、
キマッてるなぁと思ったことがないのです。
銃撃シーンが売りのドラマもありますが、正直言って何かヘン。
かっこつけているだけという印象がぬぐえないんですよ。

私はこれを、とてもいいことだと思っています。
武器には恐らく「男のロマン」的な性格があり、
「改憲、改憲!」と威勢良く叫んでいる人達にも、
多分にそういう傾向が見受けられます。
つまり、自分を強く見せたい、大きく見せたいという気持ちを感じるのです。
男を男らしく見せるには、軍服を着せるのが一番手取り早いわけで。

一方、武器を持たずに自分をアピールするのは難しい。
象徴的な意味でもです。
男性には時々、いい車を持っていることを盛んにアピールする人がいますが、
あれも、言わば武器の一つなのかなと思う時があります。

トルシエ・ジャパンの通訳をしていたフローレンス・ダバディ氏は、
「Newsweek」日本版2月2日号のコラムで、
日本人男性の長所の一つとして「優しさ」を挙げています。
そしてこう書いています。
「優しさ=弱さではない。格好いい男、女性に尊敬される男、
文明を引っ張るヒーローには優しさが絶対に必要だ。(中略)
優しさに関して、日本人男性は世界基準から見ても進んでいる」

うーむ・・・さすがダバディー、いいところを見ていますね。
銃が似合う男が優しいとは、私には思えませんから。
銃を持たないのは弱腰でも何でもありません。
より文明的なのです。
日本の男性には、ずっと銃の似合わない男でいてもらいたいです。
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by MYP2004 | 2005-06-23 14:51 | リビングから見た社会
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