思いも技術もお金に換える阿呆ども

阪神優勝のどさくさに紛れて、村上とか言う阿呆投資屋が阪神の株を大量に取得し、大騒ぎになっていますね。
この手の人間にとって、投資というのは自分が儲けるためにやるわけで、それが資本主義の鉄則なのですが・・人間が感情の動物である以上、会社や仕事への愛着もあり、その会社の周りにはファンも存在するわけです。
阿呆投資屋に至っては、そう言ったことは何も考えることなく、ただ単に儲ける・・そこにしかベクトルは向いていないわけで、言わば人間として最低の存在といえましょうか??
気が向かなければさっさと撤退し、そのことで株価が暴落し、会社の経営が窮地に陥ったとしても、阿呆投資屋にはどうでも良いことなのでしょう。
ある意味では、こう言ったカネに抜け目のない阿呆に目をつけてもらえるということは阪神にとって悪いことばかりでもなさそうですが、彼がいくらのゲンナマを手にしたら引いていくのか、そこが計り知れないだけに舵取りは難しいです。。
鉄道という商売はあまり儲かりませんが、地道に小銭を稼ぐには悪い商売ではありません。けれども、その中にはしっかりと受け継がれてきた技術と、高い公共性への意識があって、初めて存在が可能になる業種でもあります。
阿呆投資屋が出てきたのはタイガースという、今やジャイアンツを上回る人気球団を大手で最小の経営規模である阪神が持っていることで、これをネタに強請り、たかろうという最低の気持ちからだと見え見えです。
しかもその阪神はおっとりした社風で、過去にも阪急の小林一三氏らに苦汁を舐めさせられた経験があるのに、今回はタイガース優勝の浮かれ気分で何も気がつかなかったという、情けない部分もありますが・・
同じ種類の人間でも、ライブドアの堀江氏などは愛嬌の分、得をしていますが・・

バブルの頃、カネに浮かれた俄長者が大勢いた神戸の六甲や御影で写真の仕事をしていた僕は、カネにまみれた連中の栄枯盛衰を嫌というほど見てきました。
あるとき、全身を宝石やブランド物で固め、葉巻をくわえた親父さんが、こう注文しました。
「結婚式をする。最高の状態で写真を残したいのや」
「ありがとうございます。当店は常に最高の品質を心がけています」
「なるほど・・で・・オタクはカメラを何を使ってるの?」
「は?撮影のカメラですか?・・ニコン、マミヤ、ブロニカ、トヨあたりですが・・」
「国産ばかりやないか!国産なんかで最高のものが作れるかい!リンホフとライカ限定で、いくらになるか・・見積もりを出せ!」
困っているとそこへ師匠がやってきて、笑顔でこういいました。
「ありがとうございます。それではそのようにさせていただきますから、ライカ2台、レンズ4本とリンホフにシュナイダーレンズ、一式もお客様にご請求させて頂いてよろしいですね」
「・・なんぼやねん!」
「ざっと、200万ほどになりましょうか?あるいはそれでは足らないかもしれません」
そのお客は、そそくさと帰ってしまわれました。

おカネ信仰を否定はしませんが、おカネは時として技術よりも、思い入れよりも優先してしまうことがあります。
おカネで傷をつけられた人は、その思いをどう転じていくでしょう?
それは資本主義のチカラで無理やりに中東での戦争を行なっている米国の阿呆政治屋どもと同じレベルのオツムということになるのではないでしょうか?

投資、投機もいいですが、それは持って死ぬことが出来ないはかないもの・・そういう考えも心のどこかにしまっておいた方が良いかもですね。
出来うれば、投機や投資をされる方はそれによって社会が少しでも豊かになり、世の中が少しでも平和の方向へ向かうような哲学的なオツムを持っておられることを期待したいのですが、そういう方はごく一部・・
結果的には阿呆が大勢を占めているといっては過言でしょうか?
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by MYP2004 | 2005-10-06 12:11 | 神戸舞子から世間を見ると
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